Abyss

本や音楽、映画の感想、日常のエッセイ、旅行記などなど、生活を題材に色々書きます。

2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

生の倦怠と想定力

今日は仕事が休みで、外も雨で寒いので、ジムに行くことにした。最近またジムにハマっている。ジムはいい。行くまでが少し勇気が要るが、行ってしまえば必ずいいことがある。行くまでの勇気とは、一言で言えば、「面倒くさい」をどうやっつけるかにかかって…

「ストレス」と「苦悩」/苦しみの「政治」と「文学」

少し弱気になっている。来年度から仕事がどうなるんだろうか、不安で仕方ない。 最近読んだ本に、「不安になったら100メートルダッシュしろ」というのがあった。どういうことかと言えば、不安や恐怖の心理状態を脳科学的に説明すると、ノルアドレナリンと…

読書のスタイルについて

明日は天皇誕生日で休みだ。ウキウキする。こういう感覚は久しぶりだ。 今日良いことがあった。昨年の11月からほとんどつきっきりで面倒を見ていた中学3年生の生徒が、都立高校入試が終わり、自己採点のために塾に来てくれた。採点の結果は、なんと、50…

我が身可愛さ

なぜ教師を志すのか、なぜこの仕事を辞めるのか、なぜ東京都の中高の英語教員を志すのか、本当の気持ちを知りたいと思う。 なぜこの仕事を辞めるのかについては、もう何度も考えたし、既に結論は出ている。給与面と健康面がその主であるが、本当の理由は、こ…

女遊びの才能

ふと、昔の出来事が頭を過ぎる。アメリカの友人が日本に来た時、彼がしきりに私を新宿歌舞伎町に連れていこうとして、嫌がる私をよそに連れて行かれたこと。あまり良い思い出ではない。あの時どうやって断ればよかったのか、そんなことを思い出していた。そ…

ささやかな願い

ほんの少しだけ鬱っぽい。きっと天気のせいだろう。ここ数日、東京は雨である。低気圧のせいだ。何か変わったことがあったわけでもない。 百万遍繰り返したことだが、私は今年度限りで今の仕事を辞める。これはもう決定事項と言っていい。なぜ辞めるのか。そ…

悪癖の断ち方

理想的なルーティンを作ってみた。起きてから出発までのルーティン、家に帰ってから眠るまでのルーティン、健康管理のルーティン、勉強のルーティン、家事のルーティン、仕事のルーティン、休日のルーティン。週のルーティン、月のルーティン、季節のルーテ…

私という橋

日曜日は仕事が休みである。別に用事はない。何をしても自由である。だが、この「自由」というのが問題である。何をして時間を過ごせばいいのか、一人暮らしをもう12年しているのに、一向に見当がつかないのである。 大学時代、私は大学の近くの下宿に一人…

図らずも、映画論

何か書きたいと思った。書くことのほかに何もやる気が起こらない。先程、マーティン・スコセッシ監督の『ディパーテッド』(原題:『The Departed』「死者の魂」の意)を観た。多分三度目。良い映画は何度観ても良い。寧ろ、回数を重ねる度に面白くなってく…

やる気について:それは結局、「バカ」だからではないのか

やる気になれば何でも達成できる、というのは、恐らく誤解である。ただ、やる気にならなければ何も達成できない、というのは、恐らく当たっている。やる気の解明というのは、教師の研究するべきテーマの一つなんだろうが、経験的に分かっていることもあるの…

再出発に向けて

私は来年度から中学高校の英語教師に「戻る」予定である。「戻る」とは、かつて自分がそこにいたからである。私はかつて愛知県で高校の英語教師として働いていた。ただ、その期間があまりにも短かった上に、病気がちであって、ほとんどまともに働いたとは言…

ふと、人生について

私は、現在33歳である。33歳。33年間も生きてきた。私は中学一年生の頃に英語の勉強が好きになった。現在まで20年間、英語学習を継続していることになる。同時期に音楽が好きになり、以来、音楽を聴かない日はなかったので、音楽歴も20年である。…

細々としたことなど

理想的なルーティン表、日課表を作った。だが、なかなか実現が難しい。どうすればいいか考える。 理想を達成するためには、現実と理想の間の距離を測らねばならない。そのギャップを無理のないペースで埋めていく、移行的な手続きが必要だ。 まず、ルーティ…

400日後の未来より、40日後の支払いの方が頭を悩ませる

なんとなく、書きたい気持ちである。何を書こうか考えながらタイピングをしている。何かについて心が引っかかっている。今何を求めているんだろうか。 辞書を読む必要があると感じる。自分の気持ちを上手く表現できないのは、ひとえに語彙不足故である。色々…

定期的な「混沌」が日常の秩序を維持していることについて

定期的に何かを書く方がいい。今普段書くことと言えば、家計簿と日記と教員採用試験用の勉強だけである。それはとても目的的な、道具的な作業である。私は、否、私たちは、哲学者の國分功一郎氏が言っていたが、目的がなければ生きていけないと思い込んでい…

朝と夜のルーティンについて

SPEEDの『WHITE LOVE』を聴いてる。とても心地良い。J-POPには、本場のソウルやR&Bの「甘美さ」とは違う、それは恐らく日本語の柔らかさから来る「甘酸っぱさ」───その甘ったるさを嫌う向きも多かろうと思うが───がある。ソウルの甘美さとJ-POPの甘酸っぱさ…